まだ記憶に新しいのだが、先日このツーリングを企画したときに、山田のRMXが途中で動かなくなるというハプニングが起きた。
今日はそのリベンジツーリングということで、前回果たせなかった目的を果たすべく再度企画したツーリングである。山田のRMXは高速仕様に、チェーンとスプロケをカスタムし、2stながらも100km巡航が可能になったのだ。今日はそのパワーを試す日でもあった。
余裕を持って朝7時半に出発。
今日は前回参加していたSR400の上原が都合により行けないので、SUZUKIのイエローコンビとなった。まずはいつもの道で房総半島を南下。朝早く出ただけあっていつもよりかなり余裕があってうれしい。
最初に目指すのは、養老渓谷の温泉で、先月OPENしたばかりの温泉施設「ごりやくの湯」である。今日も県道メインで行こうと思ったが、いつもと全然違う道で行ったせいか相当迷った。迷って迷って同じところを1周してしまった場面もあり、2時間くらいロスした。
しかも山田が突然腹を下し、道の駅のトイレに駆け込むなどハプニングもあったが、バイクがいきなり動かなくなってレッカー移動されるよりは全然マシである。
迷いつつも昼前には「ごりやくの湯」に到着!
汗だくの体を一刻も早くさっぱりするために二人は温泉へと急いだ。
入浴料は1200円。バスタオル、タオル付である。さすがに新しい施設なのできれいだし、木のにおいが実に落ち着く。
脱衣所を出るとすぐ露天風呂だった。
すいてるしきれいだし、俺と山田はちょっと興奮した。夏の山風が心地よい。夏はいいけど冬は絶対寒いだろ~っていうくらい開放的な温泉だった。体を軽く洗ったあと、湯船につかる。内湯もあったのだが、でかいゲジゲジがお湯にういていたのでこちらサイドは避けることにし、露天にゆったりと浸かった。目の前に広がる緑がいい感じだった。
まぁ見えてるわけじゃないけど、精神衛生上、一部画像処理させていただいております。はい。
ゆったりと温泉に浸かりさっぱりした後は、ここで昼飯を食っていくことにした。
ざるそばとざるうどんとフランクフルトを食した。
この前の計画ではここで終了なのだが、今日はこの後内房へも足を伸ばして富津岬に行くことにした。山道を走ること2時間。富津岬の展望台に到着。
下から見上げるとかなり壮観だ。早速昇ってみる。上へあがるとかなりの強風。天気が良い日は、横浜ベイブリッジやら富士山やらが海越しに見えるそうだ。残念なことに今日は見えなかった。夕日もきれいそうだが、まだあいにく3時過ぎなので夕日にはほど遠い。しかしなかなかいい景色でいいところだった。
さて、そろそろ帰る頃なのだが、帰る前に「中の島大橋」という橋を見て帰ることにした。この橋は映画「木更津キャッツアイ」で使われた橋だそうでちょっと有名らしい。俺は木更津キャッツアイ見たことないんだけど(笑)
富津岬から走ること30分。到着した。
この橋は歩行者専用みたいなので俺と山田もバイクから降りて歩いてみた。・・・が、すれ違うのはカップルばかり。少し場違いかもと感じたが、そんなのは知ったこっちゃない。
橋を歩いていると手すりとかいろんなところにラク書きがある。
「○○君、愛してる」とか「△△ちゃん、ずっと一緒にいようね」
とかは定番なのだが、けっこう意味のわからないラク書きもある。それらはたった一言なのだが、きっと書いた本人にとっては深い意味があるに違いない。
ここもまた強風だった。でも360度景色が開けているのでなかなかよかった。
中の島大橋を満喫したのち、そろそろ帰宅することに。
帰りは高速で一気に帰る。
巡航は100km~110kmだが、山田はかなりくたばっていた。
どうやらクラッチがかなり堅いらしく腱鞘炎になったらしい。あと振動で手がしびれ、さらには「体がボヌボヌする」という意味不明なコメントを述べた。
高速を走ること1時間とちょい。再び寮に帰ってきた。
本日の走行距離、295km。けっこう走ったから疲れたけど、風呂も入れたし見るものも見れたし目標達成の充実したツーリングだった。
しっかし房総もそろそろ飽きてきたな・・・。