夏のような暑さだった昨日、茨城県小美玉市にある茨城空港へ行ってきました。
茨城空港は今年3月に開港したばかりで、航空自衛隊の百里基地と共用という知識をネットで下調べしたのち、バイクで走ること2時間弱。
ほんとに空港があるのだろうか・・・というくらい周りに何も無い中を走り続けると、突如視界が開けて茨城空港が現れました。
「IBAKAKI」の文字と共に、真新しいターミナルビルが見えます。
無料の駐車場内に、適当にバイクを停めます。
バイクを停めると目の前に観光バスが到着しました。あきらかに飛行機の乗客ではなく、観光客です。茨城空港観光もツアーのひとつとして入ってるんでしょうねぇ。
なんせ駐車場自体、「見学者用」があるくらいですから、かなり見学者を意識していることがわかります。
ターミナルビルの外観です。非常にコンパクトに仕上がっています(笑)まさに必要最低限といた感じ。というか、これより大きくする必要がないか。
ちなみにこのターミナルビルの開館時間は17:00までだそうで。空港とは思えないくらいクローズが早いです。まぁ、1日2便のみで、最終便が13:00に飛び立つんだから、妥当といえば妥当ですけど・・・。
と、いうわけで早速ターミナルビルの中に入ってみます。
中は1階が出発兼到着ロビーになっており、2階がお土産&軽食屋さん、そして展望デッキとなっています。正面のエスカレーターを登ると目の前がすぐ展望デッキでした。
出発ロビーは現在アシアナ航空とスカイマークしか就航しておらず、なかなか閑散としていました。
とりあえずまずは展望デッキへ行きましょう。
今の時刻は12時46分。本日の最終便が出発する約15分前。なんとかこの1便を見送れそうです。
最初ANAも就航してるんだ~と思いましたが、ただ単に共同運航便ってことみたいです。
展望デッキにはたくさんの観光客がつめかけており、本日の最終便の出発を今か今かとみんなで待ちわびていました。
こちら、13時発のアシアナ航空167便仁川行き。
搭乗率が何パーセントくらいなのか気になるところです。
この茨城空港、百里基地と共有してることもあり、展望デッキにはある仕掛けがしてあります。
この写真を見てもらえればわかると思いますが、デッキのガラスに特殊加工がしてあり、どの角度からも左方向はスモークがかかる構造になっています。
それはこの左方向に百里基地の中枢部があるためで、防衛上の観点からこのようにしたそうです。
そのため展望デッキとしての視界はさほどよくありません。なんか見えそうで見えなくてイラッとします。これはちょっと残念でした。
13時になり、アシアナ航空の飛行機は飛び立っていきました。すると展望デッキから一斉に人がいなくなり、一瞬でガラーンとしてしまいました。
でも、その後も百里基地所属の戦闘機が次々と飛び立ったりしていたので、軍用機マニアっぽい人はちらほらと残っていました。この辺は最後に動画を載せてますので、ぜひご覧ください。
展望デッキを後にして、中の物産店などをのぞいてみましたが、あまりそそるようなものもなく、総じて微妙なカンジでした。
最終便もいってしまったし、特にやることもないので帰ります。
帰りはひさびさに高速を走りたくなったので、潮来から東関道に乗って帰りました。
その途中の佐原PAからの眺め。
茨城空港、新しくて色々きれいでしたが果たして本当に必要な空港だったのかと改めて感じました。反面、今後あの空港がどういう位置づけになっていくのかがちょっと楽しみであったりもしますが。
今は観光客でうるおっているものの、そのうちそういう人たちも来なくなってがらーんとした空港になっちゃうんだろうなぁ。
でも、百里基地の航空祭のときは、あの展望デッキはブルーインパルスの展示飛行を見るには良いスポットのような気がします。まぁ、その日は入場規制とかになるかもしれませんけど。
そんなわけで、最後に撮影したビデオを載せときます。
本日の走行ログ