毎年のことなのだが、僕にとって正月はヒマです。
夜は地元の友人と酒を飲んだり遊んだりする予定が入ってるので、そこまでヒマというわけではないのだけど、昼間は本当にやることがない。
うちの実家は正月だからといって、親戚一同が大勢集まるということもなく、ただ淡々と三が日が過ぎていく。
でも外はせっかくのいい天気なので、ちょっと公園を散歩してみたり。
自販機でカフェオレを買って、それを飲みつつ寒空の下ベンチに座ってボーっとするのもたまにはいい。冬はこの夕暮れ前の青空がいちばんキレイな気がする。
公園は凧揚げをする家族連れでにぎわっていた。
凧揚げを見ていたら俺も凧揚げをやりたくなってしまったが、いかんせん一人で揚げるのも寂しい。
今日は風も適度に強くて、どの凧も空高く揚がっていた。
ひとつおもしろい凧を見つけた。
見た感じ、普通に空高く揚がっている凧なのだが、実は・・・。
木にタコ糸が完全に引っかかってしまっている。そしてさらにこの凧、引っかかったまま完全に放置されており、いわゆる「無人飛行中」なのである。風に身をゆだねて揚がっている凧。不思議とずーっと飛び続けている。
風がやむまで墜落はしないだろう。
たまには近所でのんびり過ごすのもいいなぁ・・・と思ってみた正月でした。