小学生の頃、「ギャング君」というマンガを書いていた時期があった。
あれは確か5年生~6年生にかけてのこと。
友人との合作マンガであった。
その当時は本気でマンガ家になりたいと思っていた。なのでその「ギャング君」は、小学生なりにけっこうがんばって書いた。
少ないお小遣いでスクリーントーンを買い、紙もケント紙を使い、ペンはGペンや丸ペンを使い、しっかり専用インクを使って書くというこだわりをみせていた。
そのギャング君、1話がだいたい10ページくらいなのだが、4話まで書き、印刷して冊子にしたりもした。ストーリーはまぁものすごい。意味がわからない。
できることならPDFファイルにでもしてぜひみなさんにお見せしたい。
でも、この間実家に帰ったとき探したのだが、どこを探しても見つからない。
確か原稿をクリアファイルに入れて大切に保管していたのだけど・・・。
捨てられてしまったのだろうか・・・orz
しかしそのギャング君、今でも地元のあるマンションの一角に「ラクガキ」として残されている。その当時、一緒にギャング君を書いていた友達と残したラクガキ。
それがコレである↓
この4人が主な登場人物。
いちばん左が主役のギャング君。その右が、ギャング君に『元気玉もどき』をくらわされ仲間になった「チンピラ君」、その右がうんこを踏んで実はハートのパンツをはいていた「ヤクザ君」、そしていちばん右が「ゲリラ君」である。ゲリラ君はどういう経緯で仲間になったのか、全く覚えていない。
まぁ、ようするに超くだらないマンガでした。
それだけはよく覚えています。
かれこれこのラクガキも13年近く残っていることになる。
いつも実家に帰ったときこのラクガキを見に行くのだが、残ってるのを見ると、なんかホッとしてしまう。13年前、友達と笑いながら油性ペンで書いたこのラクガキ。あの時の光景が鮮明に思い起こされて、すごくなつかしい気分になる。
難しいことも何も考えず、外で走り回っていた小学校時代の大切な思い出。
地元の街も昔より変わってきてはいるけど、このラクガキだけは変わらない。
ここだけあの頃のままだ。
若干薄れてきてはいるけど、まだまだこの「ギャング君一派」には、あの当時を思い出させてほしい。これからも消されませんように・・・。