福島キャンプツーリングのときに水没した俺のデジカメ、CASIOのEX-Z500がついにご臨終となった。いや、正確にはご臨終というか、正常に使えなくなってしまったといった方が適切かも。
まぁ水没後10ヶ月間正常に作動し続けていたこと自体が奇跡である。
どういった不具合かというと、広角側と望遠側で撮影した写真が真っ白になってしまう現象。そして暗いところでフラッシュ撮影をすると写真に横スジが入る現象である。
これがいちばん広角側の写真。
うっすら被写体が写るが、全く写真にはならないレベル。
ところが、二段階ズームをすると正常に写る。そして最大ズーム手前まではこのような正常な描写を確保できるのだが・・・、
光学ズーム最大望遠にすると、またしても写真が白飛び。
ようするに広角と望遠のいちばん肝心なところが使用不可になってしまったのである。
水没してからメーカーに問い合わせたとき、「今は問題なく使用できても、半年~1年後に内部にサビが発生して不具合が出ることもある」と言われた。
今回はまさにその通りとなった。
しかたがないが、このデジカメはジャンク品としてオークションに出す予定である。
あ、バッテリーだけはまだ使えるので、予備バッテリーとして保管しておこう。
そして今回買ったのもCASIOのEXLIM、EX-Z1050。
アライカメラのネット通販で、送料込み28000円。注文した2日後には届くという脅威の早さ。実にいいショップだった。
デジカメの中でCASIOはあまり人気がないように思える。
画質がイマイチだとか、今流行の広角28ミリ非搭載だとか、世間のユーザーは比較的CASIOに対して厳しい。
でも俺はコンデジの中でこの機種がいちばん操作性がいい気がする。そしてレスポンスも早い。そんなEXLIMの使いやすさに惚れ込んでいくうちに、気づけばこれで3代目のEXLIMとなっていた。
ちなみにEX-Z40は今でもサブデジカメとして活躍中である。
EX-Z1050には、新しい映像エンジンが搭載され、画質も旧モデルより飛躍的に向上したようである。今後の写真に期待したい。
このカメラ、一応1000万画素だけど、たぶん俺の使い方では10Mで撮ることはないと思う。まぁせいぜい3Mだな。
10Mってポスターサイズじゃん。
コンデジでそんなデカイサイズの写真撮っても意味ないような気が・・・。
画素は500~600あれば十分だと思うのは俺だけだろうか。
メーカーもそんな画素アップ競争しないで、もっとコストをおさえた安いデジカメを発売してほしいものである。