今日はリアルタイムな話ではないですが、去年の大晦日から2007年の年明けまでを過ごした、東京港区にある、「増上寺」でのカウントダウンイベントについて書きたいと思います。
年明けと共に一斉に夜空へ放たれる、たくさんの風船の動画も載せてみました。
2006年12月31日、午後8時。
2人の友人と共に大門駅(浜松町駅)に集合し、そこから徒歩5分ほどの増上寺へ。
増上寺の門前はすでにけっこうな人。
これは中に入っても相当混んでるだろうなぁ・・・とこの時点で予測がついてしまう。
なんせ今日のメインイベントである、「風船飛ばしカウントダウン」の風船の数には限りがあり、その「風船受け渡し引換券」をもらわないことには意味がないのである。
急ぎ足で引換券配布所へ。
案の定すごい長蛇の列。40分くらい並んでやっと整理券をGET!まるでどっかの国のアトラクションに並んでるかのようだった。
整理券さえ手にしてしまえば、後は風船配布時刻の10時半に戻ってくればいいだけ。それまでヒマなので体をあたためついでに浜松町界隈の飲み屋へ。
やはり大晦日だけあってか、どこの飲み屋も満杯状態。
いろいろ歩き回って、ようやく入れた居酒屋「芋蔵」。
ちょっと早いけど、年越しそばの無料サービス!
うーん、なかなか気が利くお店だ。
ここで芋焼酎(黒霧島)のお湯割を3杯くらい飲んですっかりポカポカに。
飲みつつ友人との話も盛り上がり、時刻は11時。そろそろ増上寺へ戻って風船を取りにいかねば!ということで、引換券をにぎりしめ、増上寺へ早足で戻る。
いやぁ、ここでまた並んだ並んだ。ようやく風船を手にしたときはもう年明け30分前の11時半!オブラートでできた風船のヒモに、お願い事を書いた紙をくくりつける。
そして風船を飛ばしてしまわぬよう、人並みをかきわけ眺めのよいポイントへ!
すごい人と風船の数。こうやってみるとなんかの生き物の卵みたいだ・・・。
厳重な表情で警備に当たっていた警察のおっちゃんも、やはりこの楽しい雰囲気に負けたのか、すっかり仕事を忘れて写メール撮影☆
そうですよね、おまわりさんだって人間ですもの。
さぁ、いよいよ年明け1分前!
会場全体の照明が落とされ、フラッシュがピカピカと光りだします。
電光掲示板に「30」の文字が表示され、年明け30秒前!
増上寺にいる人みんなのテンションが最高潮に達しようとしたとき、年明け10秒前!カウントダウンが始まった。
こうしてたくさんの人の願い事を纏った風船達は、2007年元旦の夜空へと消えていきました。
しかしこの後のお賽銭がまた大変!
こんだけの人が一気に祭壇におしかけるもんだから、そりゃもうおしくらまんじゅう状態!もう自分の意思で動くことはできず、人の波にのって右へ左へふ~らふら。
「おさないでくださーい!おさないでくださーい!!非常に危険です!」
そんな警察の叫ぶ声が、群集のざわめきにむなしく消えていく。
体のいろんなところを圧迫され、もはや乗車率200%の電車並み。それでもなんとか先頭にたどり着き、100円を投下!そして手を合わせてしっかりお願い事をしてきた。
ここまで来たら出るのも大変。再び人の波に乗って右へ左へふ~らふら。
ちゃんと
帰りの波に乗らないと、またお賽銭のところへたどり着いてしまうので注意が必要だ。
ようやく本堂の外へ出るとびっくり!
ここは地獄ですか・・・( ̄□ ̄;)
いやぁ、これ最後尾の人お賽銭入れるのにあと何時間かかるんだろう・・・。
そんなわけで、2007年!
本厄だけど嫌なことありませんように・・・いや!・・・いい事がありますように。